作用・反作用
ニュートンの運動の法則の内、2つは中学校の理科で習います。
慣性の法則と作用・反作用の法則。
もしも慣性の法則がなければ、交通事故はなくなるのになとか考えてみたり。
今回は、最近思うことが作用・反作用だなぁと思うことがあるのでこちらに焦点を当ててみたいと思います。
さて、作用・反作用の法則を復習すると、
運動の第3法則(うんどうのだいさんほうそく、英: Newton's third law)は、力が相互作用によって生じるものであり、一方が受ける力と他方が受ける力は向きが反対で大きさが等しいと主張する経験則である。作用・反作用の法則(さよう・はんさようのほうそく)とも呼ばれる。(Wikipediaより)
噛み砕くと、自分の拳で人を殴れば自分の拳も痛みを感じる。
って感じですかね。嚙み砕きすぎかもしれませんが笑
最近学んだことがありまして、
作用・反作用の法則は日常生活にも当てはまるなぁと。
人に良いことをすれば、なにかしらの形で自分に良いことが返ってくるし、
人に悪いことをすれば、なにかしらの形で自分に悪いことが返ってくるなぁ。と。
これは仏教の言葉にもあるそうで、
’’自業自得’’や’’’因果応報’’がそれに当たるそうです。
自業自得は悪い意味で使われるようなイメージを持っていましたが、別にそんなことはなくて、言葉の通りなようです。
自らの業(行い)から自らが得る。
言われてみればそんな気がしませんかね。
因果応報は、
因(原因)に応じた報いが果(結果)として起こる。
そんな気がするというか、けど信じがたい気もするというか。。。
結局のところ、信じる信じないはその人次第ですね(^_^;)
僕は半信半疑ですが、信じてみようかなと思ってみました。
要約すると、
自分が誰かに良いことでも悪いことでも何かする(作用)と、誰かが自分に何かしてくれる(反作用)が、自分が良いことをしていれば良いことが返ってくるし悪いことをしていれば(略)
ってことですね。
この思想によれば、どんどん良いことをしていこう。と感じることと思います。
もちろんその通りですが、一方で、次のように考えることも出来ます。
自分に何か悪いことが起きた時、
おそらく、多くの人はこの時、マイナスの気持ちになるでしょう。
ここで、こう考えることができると思うのですが、自分に悪いことが起こるということは、過去に自分が行った悪いことの反作用が起こったのではないか。と。
もう少しつっこむと、自分に悪いことが起こったということは、過去に自分が行った悪いことを精算できているのではないか。と。
そう思うと、悪いことが起こるのも、仕方ないというか納得がいくかなとおもいます。
さぁ、悪いことをやめて、良いことをしていこう。
とできればいいのですがなかなかうまくいかないのが人間。
難しいですね(^_^;)
善処していこうと思います!
作用・反作用の法則という物理の法則が仏教の教えに共通点があり、面白いなあと感じたので記事にしてみました。
2016 09 09 金曜日